週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「ドラクエI&II」にも関係してきそう……?

「ドラクエ3」アプデ配信 乗り物の移動速度上昇、「べんりボタン」追加など

2025年05月23日 17時00分更新

 スクウェア・エニックスは5月23日、2024年11月14日に発売したHD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」(以下、ドラクエ3)の最新アップデートを配信した。

 アップデートには、船およびラーミアに乗った際の移動速度上昇や、職業・バトル関連の調整、その他細かな不具合修正などが含まれている。

BGM「おおぞらをとぶ」に合わせたゆったりとした飛行速度に賛否があった

 呪文や特技を指定のボタンに割り当てることで、発動までのショートカットができる機能「べんりボタン」を追加するなど、より遊びやすく調整した形だ。

 「きのみ」の二重加算問題なども修正されているため、意図せずグリッチ状態になってしまうこともなくなった模様。一部特技の威力上昇や「やまびこのぼうし」を僧侶が装備可能になったことも地味にありがたい。

 なお、新職業「まもの使い」の特技「ビーストモード」については強すぎるという意見が多かったからか、消費MPが9→30と増加している。数ターンの間2回行動できるスキルだったので、妥当な調整と言えるだろう。

 アップデート内容の詳細は、以下の通り。

■移動関連

・船およびラーミアに乗った際の移動速度が上昇しました。
・船で移動中にメニューを開いた時やバトルが発生した時、船の速度がリセットされないように調整しました。
・ラーミアで飛行中にメニューボタンを押すと自動飛行/手動飛行を切り替えられる機能を追加しました。

 

■職業関連

・勇者および武闘家:会心率が上昇しました。
・勇者:特技「はやぶさ斬り」と「ギガスラッシュ」の威力が上昇しました。
・戦士:特技「渾身斬り」の威力が上昇しました。
・僧侶:「やまびこのぼうし」が装備可能になりました。
・まもの使い:特技「まものよび」について、はぐれモンスター保護数が最大に達するまでの威力を下げ、攻撃回数を3~5回のランダムに変更しました。
・まもの使い:特技「ビーストモード」の消費MPを30に変更しました。

 

■バトル関連

・一部のモンスターについて、1ターン内で特定の行動をとる回数に制限を設けました。
・一部のモンスターについて、残り1体になった次のターンからは「大ぼうぎょ」を行わないよう調整しました。
・難易度「いばらの道だぜ」におけるボスモンスターの状態異常耐性が上昇しました。
・敵味方共に、連続で同じ状態異常にかかりにくくなるように調整しました。
・一部モンスター(メタルキメラ、メタルハンド)を倒した際の獲得経験値が増加しました。
・メタル系の敵を除く全モンスターの守備力を低減しました。
・与ダメージについて細やかな調整を行いました。

 

■その他

・「メダルの館」を訪れた後、「メダルの館」がルーラの行き先に登録されるようになりました。
・呪文や特技を指定のボタンに割り当てることで発動までのショートカットを行うことができる機能「べんりボタン」を追加しました。詳細はゲーム内の旅の心得をご確認ください。
・「試練の神殿」内で番人に渡すアイテムのうち、「エルフののみぐすり」の必要数を10個に変更しました。
・「試練の神殿」に宝箱が追加され、「グリンガムのムチ」が新たに1つ入手できるようになりました。
・アイテム「命のきのみ」と「ふしぎなきのみ」を使用後、レベルアップ時のステータス増加値が二重に加算される不具合を修正しました。
・トロフィーや実績が正しく取得できていない場合、一部のものは「さくせん」から「せんれき」を開くことで再取得をすることができるように調整しました。
・その他軽微な不具合を修正しました。

 発売から半年近い時間が経ってからのアップデート、その理由は恐らく、共通のシステムを利用しているであろう「ドラゴンクエストI&II」の調整も含めていたからではないだろうか。ということは近々そちらも、なにか新情報があるのかもしれない。続報に期待しよう。

 

【ゲーム情報】

タイトル:ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
ジャンル:RPG
販売:スクウェア・エニックス
開発:アートディンク&SQEX浅野チーム
プラットフォーム:Nintendo Switch/PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Windows)
発売日:発売中(2024年11月14日) ※Steam版は11月15日
価格:7678円(パッケージ版/ダウンロード版)
CERO:B(12歳以上対象)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

OSZAR »